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励まされる詩
レッスンで
「世界が50年後にはどうなっていると思う?」
ってな会話をした。

例文には
月に住む とか パソコンが腕時計みたいになる とか
例えられていたけど
先生に
「どう思う?」
と振られた私にはどうも明るい例文が出てこなかった。

それにはきっと
高齢化社会とか年金問題、地球温暖化、エネルギー問題、労働問題
いろいろな困難が待ち受けていることが容易に想像できるから
明るい未来が想像できない。
そんな世の中だけど
自分たちは生きていかなければならないから
悲観するのではなく少しでも解決できる道を模索しなければならないんだろうな。
自分のことを棚に上げて人のせいにしてはいけない。
自分がやらないくせに人をあてにしてはいけない。
自分が悪いくせに世の中のせいにしてはいけないんだ。

そんなことを考えさせられる最近のニュース。




自分の感受性くらい    /    茨木のり子


ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


                            ---童話社 「おんなのことば/茨木のり子」より

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by cloudpark | 2008-06-12 23:06 | 思い考える
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